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- 2022.12.23 Friday
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もう1月終わりだなんて。早いわあ。
まだもうちょっとあると思ってましたが、あと5回しかないんですよ。3月のステージまで。
九ちゃんが意外と手強いので、ガンばって音とり終わらせたいですね!
さて。みなさんおうちでどのようにトレーニングなさってますかね。
軽いストレッチ、鼻歌、コレも立派なトレーニングです。大事なのは「毎日やる事」。はりきって無理な練習メニューを組むとやる気が失せるので、ちょっとでいいんです。継続はチカラなり。
きょうの発声練習で、陽一さんコツを教えてくださいましたね。
・舌は口の中の底に寝かせるイメージで。舌の真ん中が下向きに窪んでいるような感じ。
・上顎を上に引き上げる。喉の奥を斜め上に引っ張り上げるようなイメージ。
・下顎はチカラを抜く。意識するのはあくまでも上顎。
コレをやるとどうなるか。口の中の空間が広くなります。
広くなった空間というのはよく響きます。去年芸術ホールで歌った事、覚えてるでしょう?
肺から出た呼気が声帯を震わせ、口の中で響いた声がどうしたら1番良い響きになるか。コレはわれわれ1人1人が試行錯誤するしかありません。自分の声を聴く。やってみましょう。
〈見上げてごらん夜の星を〉
きょうけっこう進みましたよ。残るは最後の1ページだけ。
まあこの最後の転調がイヤらしいんですが…来週頑張りましょう。
まずはきょうのおさらい。
旋律線、追ってみましょうか。
最初はソプラノ。12小節ワンフレーズまるっとですね。
おつぎはテナー。コレもまるっと。
お待たせしました。ベースさん。アルトとテナーもちょこっと参加してますね。
つぎは、ユニゾンでワンフレーズ主旋律です。楽だけど…コワイわあ。
このあと、半音上がって最後のワンフレーズ、ですね。ココは来週にとっておきましょう。
で、オブリガートだ。
慣れればこんなもん、と感じるまではまだでしょうが、なんとなく雰囲気は掴めてきたのではないかしら。
なんといっても最初のベースの主音でのロングトーン。コレがカッコいい。まあやってる御本人たちはつまらないかもしれませんが、「ずっと鳴っている低音」てのはなかなかシビれるものがありまして。
ベースがしっかり主音を鳴らしてくれているおかげで、内声が安心して動けるわけです。コードが目まぐるしく変わるけど、主音が鳴っているので歌いやすいね。
ソプラノさんがカッコいいかも、と先週すこし触れましたが、なぜカッコいいのか考えてみたよ。
まず、跳躍が多いね。大変だね。
そして、主和音からちょっとズレた音が多い。
たとえば、練習記号B。主音はファ、ですよね。ベースもファで伸ばしてるんでした。
このファ、に対して、ソプラノさんはソ、ではいってくりわけです。第2音から、ってことよね。
こういうとこをサラッとやれるとカッコいいんだなあ。しっかりこの「主和音から外れた音」を出してくれると、主和音の美しさが際立つのです。
アルトもけっこうエグいですが、こちらはあまり音の幅がありません。楽かと思いきや、うっかりするとボンヤリした音程になりがち。音程を意識するのはどこのパートでも同じです。音域が狭いぶん逆に大変かも。
同じ内声のテナーさんと近い音域で動きますよね。アルトとしては低い音域。でも、テナーとしては高い音域。
ということは、お互い「声の響き」を意識しないと、ちぐはぐな響きになりかねません。アルトは明るめ、テナーはちょい柔らかめ、でどうでしょう。
ベース?ベースはね、唯我独尊なんです。彼らは彼らの道をゆきます。われわれはコレに従うのみです(笑)
このようにしてベースを常に聴き、主旋律を立て、それに寄り添うようなオブリガート。理想です。
最後の1ページ、すこし大変なので予習しておいてくださいね〜。
〈時代〉
あれ。なんかできてきましたね。
構造的にわりとシンプルなのと、こちらはそんなに「主和音から外れた音」がないので、音がとりやすい、というのが大きいかしら。
シンコペーションが多用されてますね。シンコペだらけ。
真貴さんおっしゃいました。ひとつだけ違う動きをするパートを聴いてあげてね。
たとえば、最初のサビ。最後の収めるフレーズ、ソプラノさんだけがみんなと動きをしているところ、ありますね。
こういうところ、聴く。ソプラノさんは主張する。
サビはとくにみんな同じタイミングで動きますからね。大事にしたいところです。
音とり、ほぼ大丈夫なんですが、一か所だけ。最後のアカペラのところね。
なんだか不思議和音だなあ。
ベースを抜くと、わりと聞いたことあるんだけどね。このベースの第7音が難しい。
ベースさんは音取れてましたけどこのベースを聞けば聞くほど分からなくなります(笑)練習してこなくては。
このあと緩んだテンポが戻ります。しっかりリカバリーを。
〈Best Friend 〉
なんと。2曲目に入りましたよ〜。
朝の連ドラの主題歌、ですね。ご記憶の方も多いのでは。
印象的なイントロに続いてなんと今度はアルトのソロですね。
まずは構造を見ていきましょう。
1番
・Aメロ アルト主旋律
・Bメロ 女声主旋律
・サビ 外声主旋律 アルトハモリ テナー主旋律+ハモリ
2番
・Aメロ 男声主旋律 女声オブリガート
・Bメロ 下3声主旋律 ソプラノオブリガート
・サビ 1番と同じ
サビ繰り返し&コーダ
・前半4小節までは同じ
・後半 2小節 下3声主旋律 ソプラノオブリガート
2小節 アルト、ベース主旋律 テナーハモリ ソプラノオブリガート
最後は来週解説しますね。
きょうは2番までとりあえず通りました。
シンコペにもだいぶ慣れてきましたね〜。
しかし、ポップな曲を楽譜に起こすとこんなふうになるんですね。中島みゆきがポップスでないことがよく分かりました。
この、ポップな歌の独特な節回し。クラシックで言うとトリルとかモルデントとか、演歌や民謡で言うとコブシ、に似たようなものでしょうか。
コレがしんどい(笑)
楽譜に忠実に歌えば歌おうとするほど、なんだか田舎臭くなるような気がするのは私だけかしら〜。
あと、真貴さんおっしゃってましたね。不自然なところに休符があるわねえ。
2番の歌詞。「こんなにたくさんの幸せ」。
「こんなに」の「こ」と「ん」の間に謎の8分休符が。
要るんでしょうねえ。要るから書いてあるんです。
問題は、どのように歌うか、です。
この休符は「お休み」ではありません。息は流れています。音がないだけ。ですからフレーズとしてはつながっています。
うわあ。難しいねえ。自然に聴こえるように歌うための研究、してみてください!
知ってる曲を歌うのは難しいですね。
思い込みがいっぱいで、戸惑うことばかり。
バスを聞くことを大切にしていきたいのですが?
ききすぎると、自分の音がわからなくなります困ったものです。